飛蚊症と光視症

飛蚊症と光視症

眼に何かが動いて見えていたり、光が見えていたりするといったことがあります。
それは光視症や飛蚊症と呼ばれているものです。
眼科においては、診察の多くがこの光視症や飛蚊症と呼ばれるものです。

そのため、ありふれた病気であると考えても良いでしょう。
光視症や飛蚊症などの両方がある場合の原因として考えられているものは網膜裂孔などです。
網膜に穴が開いているということです。

網膜裂孔などを放置していると、網膜剥離などになります。
これは最終的には失明してしまうものです。

飛蚊症単独の場合というのは、網膜裂孔の割合がかなり低くなります。

眼の中で糸くずが見えたり、黒いものが動いたりするだけの症状であるなら、それほど心配するということはないということです。

症例を外国で調べたデータがあります。
それによれば、左目か右目の片方に飛蚊症がある人の場合は、網膜裂孔であったのは、3.7%でした。

それから、飛蚊症であっても、複数の人が動くものが見える場合には、18.6%が網膜裂孔ということです。
また、光視症だけあって、飛蚊症の症状が無いという場合は、網膜裂孔は15%程度です。
最後に光視症と飛蚊症の両方の自覚がある場合は、24.6%の人が網膜裂孔という結果だそうです。

これから分かるということは、飛蚊症の単独の場合は、それほど心配するという必要はなく、光視症と飛蚊症の両方がある人であるならば、網膜裂孔を疑うべきであるということです。
自分の症状についてもう一度見なおしてみる必要があるかもしれません。
心配であるならば眼科に行き検査をしてもらいましょう。

光視症や飛蚊症というのは、自覚症状があるため、病院に比較的かかりやすいこいとでしょう。
ですが、飛蚊症には心配する必要のない病気だと考えられているため、自覚症状があったとしても、検査を受けないという人が多いようです。

2012年3月 2日|

カテゴリー:飛蚊症の原因