2012年3月の記事一覧

飛蚊症と硝子体剥離

飛蚊症の原因となる眼の病気である、『後部硝子体剥離』について説明する必要があるでしょう。

飛蚊症の中でも生理的な飛蚊症というのは、すぐに重大な眼の病気になるということは無いでしょう。

ですが、生理的飛蚊症においても、放置しておくと網膜裂孔や後部硝子体剥離などの病気になるということもあるわけです。

硝子体剥離の原理について説明しましょう。

眼球の丸い部分については、硝子体と呼ばれるゲル状の物質というものが存在します。
これというのは、内部から眼球を押しており、網膜が内壁に張り付いた状態であると言えるのです。

硝子体の中というのは線維と水があります。
硝子体というのは変質が年齢とともに進んでいきます。
また線維と水分に分かれているわけです。

線維というのは硝子体の中における浮遊物となるわけです。
硝子体というのは変質することにより、水の塊ができます。
水の塊は徐々に巨大化していき、収縮が硝子体で発生します。

そして、網膜との接触部から剥離してしまうという場合があるわけです。

後頭部側から剥がれることになるため、『後部硝子体剥離』と呼ばれるわけです。
硝子体が網膜から剥離するときに、毛細血管を引っ張り出してしまうことになり、その結果出血します。

これが飛蚊症の原因となるわけです。

近視の人でも、後部硝子体剥離というのは女性に多く見られます。
50代以上の人に多い病気であるため、若い20代であっても最近は病気になってしまうといったケースがあるようです。

生活環境の変化が眼に与えるストレスとなっていると言われています。
さらに、眼の栄養分というのが十分でないといった場合においてもこの病気にかかってしまうようです。

硝子体が老化したことによって起こるものであるのですが、現代の若い人というのは、眼をいたわっていないという傾向があるので眼の病気は今後も増えるでしょうね。

2012年3月31日|

カテゴリー:飛蚊症の原因

飛蚊症と光視症

眼に何かが動いて見えていたり、光が見えていたりするといったことがあります。
それは光視症や飛蚊症と呼ばれているものです。
眼科においては、診察の多くがこの光視症や飛蚊症と呼ばれるものです。

そのため、ありふれた病気であると考えても良いでしょう。
光視症や飛蚊症などの両方がある場合の原因として考えられているものは網膜裂孔などです。
網膜に穴が開いているということです。

網膜裂孔などを放置していると、網膜剥離などになります。
これは最終的には失明してしまうものです。

飛蚊症単独の場合というのは、網膜裂孔の割合がかなり低くなります。

眼の中で糸くずが見えたり、黒いものが動いたりするだけの症状であるなら、それほど心配するということはないということです。

症例を外国で調べたデータがあります。
それによれば、左目か右目の片方に飛蚊症がある人の場合は、網膜裂孔であったのは、3.7%でした。

それから、飛蚊症であっても、複数の人が動くものが見える場合には、18.6%が網膜裂孔ということです。
また、光視症だけあって、飛蚊症の症状が無いという場合は、網膜裂孔は15%程度です。
最後に光視症と飛蚊症の両方の自覚がある場合は、24.6%の人が網膜裂孔という結果だそうです。

これから分かるということは、飛蚊症の単独の場合は、それほど心配するという必要はなく、光視症と飛蚊症の両方がある人であるならば、網膜裂孔を疑うべきであるということです。
自分の症状についてもう一度見なおしてみる必要があるかもしれません。
心配であるならば眼科に行き検査をしてもらいましょう。

光視症や飛蚊症というのは、自覚症状があるため、病院に比較的かかりやすいこいとでしょう。
ですが、飛蚊症には心配する必要のない病気だと考えられているため、自覚症状があったとしても、検査を受けないという人が多いようです。

2012年3月 2日|

カテゴリー:飛蚊症の原因